Sapindus mukorossi Gaertn.
神社の境内にて。
熊本県植物誌によると熊本県ではそう多くはない植物らしい。だからこそ神社(かつては寺だったらしい)に植えられているのかな?
果実は飴色に熟して独特の形になるけど、この時はまだ緑色でまん丸でした。熟した頃また来てみよう。
かつては果肉は石けんの代わりに、真っ黒の種子は羽根つきのはねの頭に使われていました。身近な民俗学に詳しい人に聞いたら、石けんの代わりといっても恒常的に使っていた訳ではなく、あるとき=果実が実る頃に使っていた程度では?とのこと。さらに、洗濯板が十分に普及した頃には石けんも広まっており、ムクロジでの洗濯はそれほど一般的ではなかった様子。
ムクロジでシャボン玉ができるらしい。試してみよう。