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2019年4月30日火曜日

ナワシロイチゴの花 iPhone&マクロ

ナワシロイチゴ Rubus parvifolius L.
バラ科  ROSACEAE

 溜池の土手の日当りの良いところに野いちごの花が咲いていた。色こそピンクで綺麗だけれども、何とも小さくて控えめな花だ。まずはiPhoneのみで。
 小さい花とはいえ、それなりに大きいので、結構大きく写った。また、厚みがあるので全体にピントが合うのは難しい。けど、この花、なんか形が変じゃない?マクロレンズで大きく写してみよう。
 手前にピントがあったら、周囲の花びらはボケるが仕方ない。まん中に雌しべ、周囲に5つ出ているのが雄しべのようで特に変わった並びなどはないけど、この花びらどうなってるんだ?どこから出てる?
 横から撮ってみよう。
 あれ!?この花びら開いていないんだ!!立ったまま。雄しべも雌しべも外に出てるし、雄しべの先の花粉のふくろ(葯:やく)も開いて花粉が出ているから、「開花」の状態なんだろうけど、花びらは開いていない。
 なんて、控えめな花なんだろう・・・









2011年4月14日木曜日

御衣黄桜

 近所の中学校の敷地に緑色の桜がある。
桜の種類って詳しくないけども、みんな「御衣黄」とよんでいるのでそうなのだろう。バラ科サクラ属のサトザクラPrunus lannesiana の品種のようである。


 花びらの数は10枚ほどで、八重咲きになっている。全体的に緑色なのだが、花開いて時間が経ったものは赤みが差しているようだ。これだけ大きな花で緑色というのはちょっと驚き。

 というのは、花の色は基本的に虫や鳥等を呼び寄せ、花粉を運んでもらうためのもの。なので、緑色ってあんまり役立たない気がする。やはり、人が愛でて育てていったのでしょう。ちなみに、イネ科やカヤツリグサ科等の花粉を風に運んでもらう植物の花では、花びらが大きくなって色づくことはほとんどなく、全体的に緑色であることが多い。

 また、花では葉緑体が作られず、いろんな色素が作られてさまざまな色になっていることが多い。だから、色素が作られないと花は白っぽくなる。対して御衣黄が緑なのは、花で葉緑素が作られているのだろうか。

以前、御衣黄を見にわざわざ天草まで行ったのだが、こんな近くにあるとは。

2009年5月22日金曜日

ビロードイチゴ



学名:Rubus corchorifolius L.f.

小さな山の開けた日当りのよい薮に生えていました。ちょうど実が熟しているところで、おいしくいただきました。甘みは控えめで酸味もすくなく、さらっと食べやすい味でした。

(写真1)背の高さは1.5m位、枝垂れるような枝振りでした。薮に生えているというより薮を作っているというほうが的確かも。その所々にオレンジ色の実が見えます。

(写真2)葉はヘビイチゴや普段食べるオランダイチゴの三つ葉様ではなく、やや卵形っぽい切れ込みもない葉です。ビロードイチゴの名は枝や葉に柔らかい毛が生えていてビロードのようだからついたものですが、葉はあんまりビロードっぽくはありません。さわるとたしかに産毛が生えているのが分かりますが。写真の上段が表、下段が裏です。葉の裏の脈には鋭いトゲがあります。枝にもトゲがあり、イチゴを積むときは要注意です。

(写真3)一枚の葉の根元付近から細い枝が一本のびて、その先にイチゴが一つついています。イチゴは赤みがかった黄色で、たくさんの小さな水風船が集まったような形をしています。この水風船一つ一つが果実で、その中には甘い汁と種が入っています。

(写真4)種子です。取り出すのが面倒だった。かなり小さい。2mm弱と言ったところでしょうか。表面には網目模様があります。何か機能的な意味があるのかしら。

2009年5月20日水曜日

ヤブヘビイチゴ




Duchesnea indica (Andrews) Focke

小さな山の道ばたで見つけました。
最初は「えらいでかいヘビイチゴだな」と思ったけど、よくよく見たらヘビイチゴとはちとちがう。

(写真1)ヘビイチゴと違い、えらく元気のいい葉です。基本的な体の作りはヘビイチゴと同じで茎が地面をはい、その所々の節から根と葉を出して根付いています。

(写真2)実も立派で、色鮮やかな気がします。これもヘビイチゴと同様、ツブツブが本当の実(果実)で、大きな丸い部分は花がついていた土台である花床がふくれたものです。

(写真3)果実はこれといって柔らかい部分がある訳ではない痩果で、表面は滑らかです。

実は初めて見ました。いや、覚えていないだけかもしれませんが・・・。

ヘビイチゴ



Duchesnea chrysantha (Zoll. et Moritzi) Miq.

 公園や空き地、庭に生えていて、誰でも目にしたことがある植物じゃないかな。その実をヘビが食べるとか、食べないとか。とりたてて毒がある訳でなし、食べてうまい訳でなし、だそうだ。そう聞くとあえて食べる気もせず、試していない。

(写真1)茎は細くて地面をはっていて、所々から根と葉を出し地面にしがみついています。この状態になると、茎が切れたり枯れたりしても先の部分は枯れず、仲間を増やせるというわけ。がんばるなぁ。葉は小さな葉が三枚集まって一枚の葉を形作っている。黄色い花が咲くけど、ざんねんながら写真を撮れなかった。

(写真2)丸い大きなのが一つの実に見えるけど、実は違うそうな。小さなつぶつぶが一つ一つの実(果実)で、柔らかい部分はなくほとんど種子ばっかりの状態なのでこれを痩果(そうか)と呼びます。「痩(や)せた実」とはよう言うなあ。丸い大きい部分は花がくっついていた花床と呼ばれる部分がふくれたもの。

(写真3)痩果をよ〜くみてみると表面はゴツゴツ、ツブツブ。

身近すぎてあまり見ていなかった。はじめてマジマジ見たかも。