Duchesnea chrysantha (Zoll. et Moritzi) Miq.
公園や空き地、庭に生えていて、誰でも目にしたことがある植物じゃないかな。その実をヘビが食べるとか、食べないとか。とりたてて毒がある訳でなし、食べてうまい訳でなし、だそうだ。そう聞くとあえて食べる気もせず、試していない。
(写真1)茎は細くて地面をはっていて、所々から根と葉を出し地面にしがみついています。この状態になると、茎が切れたり枯れたりしても先の部分は枯れず、仲間を増やせるというわけ。がんばるなぁ。葉は小さな葉が三枚集まって一枚の葉を形作っている。黄色い花が咲くけど、ざんねんながら写真を撮れなかった。
(写真2)丸い大きなのが一つの実に見えるけど、実は違うそうな。小さなつぶつぶが一つ一つの実(果実)で、柔らかい部分はなくほとんど種子ばっかりの状態なのでこれを痩果(そうか)と呼びます。「痩(や)せた実」とはよう言うなあ。丸い大きい部分は花がくっついていた花床と呼ばれる部分がふくれたもの。
(写真3)痩果をよ〜くみてみると表面はゴツゴツ、ツブツブ。
身近すぎてあまり見ていなかった。はじめてマジマジ見たかも。
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