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2017年9月23日土曜日

クワイ

クワイ Sagittaria trifolia L. 'Caerulea' 
(オモダカ科 ALISMATACEAE)

 とある役場の横の水路にずいぶんと植物が繁っているのに気づいてのぞいてみた。

 役場の敷地を離れると、上流も下流も三面張りの何も生えていない水路になるので、役場の付近だけ植物が生えるようにしたんだろうな。ビオトープ的な感じで。ところどころにベンチも設置してあったので、市民の憩いの場としての利用を考えての整備なのだろう。
 その中に、あまり見慣れない植物があった。

 前に紹介したオモダカに似て葉の形は鏃型だが、オモダカよりかなり幅広い。そして丈が高い。際まで降りれなかったので正確に測ったわけではないが、高さ1mくらいはありそう。オモダカの仲間だろうけど、オモダカではない。オモダカの近縁種アギナシとも違うようだ。詳しい人に写真をみてもらったところ「クワイ」だろうと返事をもらえた。
 「クワイ」、そうおせち料理の慈姑(くわい)。丸くてツンと角が出た野菜。お正月くらいしかお目にかからないが、さらに、我が家ではおせちに慈姑を使うことがないので、私自身は見た事もほとんどない。それはともかく、あの野菜の慈姑は、この植物が地下の部分に作る塊茎ということだ。

 姿がオモダカに似ているとおり、クワイはオモダカの栽培品種という位置づけになっている。

 地下の塊茎を見てないのも残念だが、花も見れなかったのが残念。




2017年9月3日日曜日

オモダカ

オモダカ Sagittaria trifolia L. 
(オモダカ科 Alismataceae)

 車を運転していて、均質でない外観の水田に気づいた。
 なんか雑草が入り込んでいる。イネ科やカヤツリグサ科の植物ではない様子。ところどころに白い花も見える。車を止めて、覗きに行く。地元の人と思しき軽トラの運転手の視線が痛い。

 三方向に極端にのびた鏃のような特徴的な形の葉で、白花を咲かせるオモダカだった。よくみていると、果実もあった。花期は比較的長いのかも。


 代表的な水田雑草でよく見られるとされるが、私が住んでいる地域(平野部)ではあまり見かけない。農薬の問題なのか除草が徹底しているのか、その辺が関係しているのかも。コレを見かけたのも、やや山がちのところだし。

 オモダカに限らず、水田雑草と呼ばれる植物たちはなかなかに綺麗だし、かわいらしい。しかし、農業する人たちからはやはり厄介者。残って欲しいとは思うが、そうも主張できないことでもあり、なんとなく寂しいところ。