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2018年4月30日月曜日

クスノキの紅葉

クスノキ  Cinnamomum camphora (L.) J.Presl
(クスノキ科 LAURACEAE)

 一気に春めいてきたら、クスノキが紅葉をし始めた。

 真っ赤に染まった葉が、濃い緑の葉と黄緑の新緑と混じり合い、ある種、独特な紅葉風景となる。
 
 クスノキは、冬のあいだも葉をつけている常緑樹。常緑樹といっても一度作った葉をずーっとつけたまんまなのではない。クスノキを代表とする日本で見られる常緑樹の多くは、落葉樹と同じように大体一年で古い葉を落とし、新しい葉と入れ替える。ただし、落葉樹が秋に葉を落とし、冬のあいだは葉がない状態で過ごすのに対し、常緑樹は冬の間も葉をつけたまま光合成をして生活し、新しい葉が出る春に古い葉を落とす。

 このクスノキの紅葉を押し葉にしてとっておこうとしたが、感想が進むに連れて色あせて茶色になってしまった。どうしたら色が残せるのだろう。





2016年6月3日金曜日

シロダモの若葉

シロダモ Neolitsea sericea (Blume) Koidz. 
(クスノキ科 LAURACEAE)

とうに若葉の季節など過ぎてしまったが、ブログ用に用意しておいた画像がデスクトップにポツンと残されていたので上げてみる。
シロダモの若葉。色は赤く、黄色い毛がある。
常緑樹の代表格とも言えるクスノキ科の樹木たち。例えば、クスノキ、ヤブニッケイ、イヌガシ、そしてシロダモ。いずれも冬のあいだも緑の葉をつけているけれど、一度つけた葉をずーっとつけっぱなしでいるわけではない。春になると若葉が出て、交代で古い葉は落ちてしまう。

春に見られる常緑樹の若葉の中でもとりわけ特徴的なのがシロダモ。シロダモの名は「葉の裏が白いタブノキ」の意味だという説があるが、若葉はそれとはかけ離れた姿をしている。

何より金色。表面に黄褐色で光沢のある毛がびっしりと生えていて、日が当たると金色に光るし、触ってみると柔らかい布の様。はが段々成長していくと葉の地肌の色が見えてくる。この葉の色が実はかなり赤っぽい。まさに葉の赤ちゃんだ。

シロダモは温かい地方の植物と考えられ、照葉樹林内では結構普通に生えている。しかし、それほど大木にはならず、優占種となるほどの群落をつくるものではないようだ。
シロダモの木。
ときどきぽつんと生えている印象。
この木のもう一つの見所は秋、10〜11月ごろ。シロダモの実は、花が咲いた後一年かけて成長し成熟する。なので、開花と結実が同時に見られる。
シロダモの花(黄色)と果実(赤)
花は黄色 、赤い丸が実。シロダモは雌雄異株(オスの木とメスの木が別)。この時期は、花が咲き誇った姿も、実がたくさん成った姿も美しい。

今期は地震で春があっというまに過ぎてしまったが、これからの季節を楽しもう。