(アカバナ科 ONAGRACEAE)
駐車場に咲いていたコマツヨイグサ |
マツヨイグサは漢字で書くと「待宵草」。宵(よい)とは日暮れから夜中あたりまでの頃合いの事で、今では「夜」と言ってしまう時間帯。今では「夜」の一言ですます時間帯も、昔は細かくわけていいわけていたんだなぁ・・・と話がそれた。つまりは夜を待つ草ということ何だけど、これは花の咲く時間帯からきたのだろうな。
マツヨイグサの仲間は、よる日が暮れ出すと、蛍光色とも言えるような独特の黄色い花を咲かせる。夜に咲くので、夜に活動する動物を誘い、花粉を運んでもらうのだろう。ガの仲間かな。花の根元がかなり細く長いので、長い吻(ストローのような口)を持った種類が蜜を吸いにくるのかな?
さて、このコマツヨイグサはマツヨイグサの仲間の中では割と見分けやすい。ほとんどのマツヨイグサは、茎が縦にのびた背の高い草だが、コマツヨイグサは地面を這う。そして葉の縁が大きく、不規則にギザギザしている。
コマツヨイグサは、他のマツヨイグサの仲間と同様に外来の生物。コマツヨイグサは北アメリカ原産といわれている。図鑑などを見てみると河川敷などの砂地のような環境を好むようなので、砂利敷きの駐車場に生えていたのも納得できる。
せっかくなので、月明かり+街灯の明かりで撮影してみた。がスマホではやはり限界か・・・デジカメ買わんとなぁ・・・
暗がりに咲くマツヨイグサ |