2008年2月20日水曜日

ビワガニとトゲナシビワガニ



いきなりなタイトルだが、この2種をかなり気に入っている。カニらしからぬフォルムといい、つやつやとした体表といい、柔らかな色合いといい、すばらしい!!!。カワイイゾ、おまえら!!!

彼(彼女?)らに初めてあったのは、私の職場である。トゲナシビワガニに先に出会った。一目で気に入った。担当は違ったが、水槽を洗わしてもらったり、体表についたこけを取ったり、けっこうわがままさせてもらった。(触りすぎて死なせてしまって以来、手を出すのを極力控えているが)

トゲナシビワガニに見慣れてきた頃、ビワガニに出会った。職場に運び込まれた生き物たちの中に、トゲナシビワガニが数匹いて、その中に1匹だけ混じっていた。

担当の人に「これだけ色調が違いますよ」といったら、ビワガニであることとトゲナシビワガニ100匹あたり1〜2匹程度しか入らないことを教えてくれた。

そのあと、その担当さんに「さすが!」、「専門は違っても違いが分かる人はちがうねぇ」とおだてられ、なぜか、自分の仕事に対するやる気が増した。
人をほめるというのは難しいと思う。「からかい」や「ごますり」と勘違いされてしまうこともあるし、下手すればいい気にさせただけでのぼせ上がらせて、結果的にほめられた人を悪い方向へ導いてしまうこともある。しかし今回は、いい気分にさせてもらった上、やる気までアップした。この技術というか、感性というか、人柄というものを自分も会得したい。

任期付とはいえ、いい所に働いているなぁ、と感謝する今日この頃。

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