PHALLACEAE spp.
スッポンタケ科の何かの「卵」の断面 |
おそらくスッポンタケの仲間の「卵」ではないかと思うのだが・・・「卵」といっても魚や鳥が生むいわゆる卵ではなく、未成熟のキノコ(幼菌)という捉え方で良いのだろうか。成長がすすむと、中の芯が伸び、表層を破り、立派なキノコになる。ハズ。
スッポンタケの仲間は、私たちが想像するキノコ(例えば、シイタケとかシメジとかナメコとか)とは違う形をしている。「この山で見られるのか」と出会うのを楽しみにしていた。
さて、2年後。どうやら出会えたようだ。しかし、雨に打たれ、何とも情けない姿。
雨に打たれてうなだれたスッポンタケの仲間? |
後から調べてみると、このスッポンタケの「卵」、持ち帰って鉢植えにしてキノコが伸びるまで観察した人もいるようだ。しまった、半分に切った後、どうして良いか分からず、エタノール漬けの液浸標本にしてしまった・・・