ノブドウ Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy. var. heterophylla (Thunb.) Momiy.
(ブドウ科 VITACEAE)
ノブドウ。名前からして野生のブドウという感じだが、果実を見ると今ひとつ「ぶどう」という雰囲気が足りない。
房になっていないし、色もなんだかカラフルだし・・・とは言っても、れっきとしたブドウ科の植物です。が、食べられません。果実に虫が入っている(虫こぶになっている)こともままあるので、まあ、無理して食す必要もないかと。
ちなみに、食べられる野生のブドウにヤマブドウVitis coignetiae Pulliat ex Planch.というのがありますが、私の居る地方には分布していません。代わりにエビヅルVitis ficifolia Bungeというのが分布しています。この実はおいしい。
さて、このノブドウの葉の裏を良く観察してみると、筋(葉脈)の枝分かれするところに三角形のポケットがある。
このポケットを「ダニ部屋」と呼ぶらしい。ダニが住んでいるのかと問われると、実はいつも居るわけではなく、時たま(たまたま?)入っていることはある、という感じ。いったい何の役割をしているのだろう・・・
大ヨシノボリ展!
8 時間前
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