2011年3月20日日曜日

ノボロギク

ノボロギク(キク科)
Senecio vulgaris L.



実家に帰る途中の中央分離帯みたいなところで見つけた。
信号停車中に慌てて撮影したので、あんまり良い写真ではないけれど。

ヨーロッパ原産で各地に帰化している模様。
深く波打ったと言うか切れ込んだと言うか、特徴的な葉のふちをしてる。
花は大きく開くものではないようだけど、蛍光色を思わせるような鮮やかな黄色。
ずいぶんと目を引いた。

こんなコンクリートの隙間に生えていて、在来種や大根だったら「ど根性・・・」ともてはやされるだろうに、外来種なばっかりに「こんなところにまではいりこんで・・・」と言われることだろう。不憫な・・・

学名からも分かるようにキオン属Senecioの一員。この属には、在来種ではキオンやタカネコウリンギクなど希少になってきているものがあり、外来種では外来生物法で特定外来生物に指定されているナルトサワギクがある。
結構グローバルに分布するグループみたいだな。

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