クロコノマチョウ Melanitis phedima oitensis (Matsumura, 1919)
(タテハチョウ科 NYMPHALIDAE)
昨年の秋ぐらいか、腰掛けて庭をボーッと見ていたら、目の前に蝶がとまっているのに気づいた。飛んできて止まるのを見た覚えはないので、ずっとじぃっとしていたのかもしれまい。
図鑑の絵合わせでいくと、クロコマチョウかなぁと。
しかし、本当に動かない。手元にスマホしかなくそれで取ったのだが、ズームなしで画面一杯の大きさになるまで近づいても動かなかった。調子が悪いのか、こちらに気づいてないのか、気づかれてないと信じているのか、はたまた堂々としてるのか、何とも気丈な蝶だった。
羽の色は茶色。やはり枯れ葉や地面に擬態しているのだろうか。擬態のために「動いたら負け」ということだったのかもしれない。
幼虫は、ジュズダマやススキ等のイネ科植物だそうだ。身近な種類なので、クロコノマチョウも身近な存在なのかもしれない。擬態で気づけないかも知れないが。
大ヨシノボリ展!
9 時間前