オジロアシナガゾウムシ Mesalcidodes trifidus
(ゾウムシ科 CURCULIONIDAE)
先日、職場の玄関でひっくり返っていてもがいていた。口吻の形でゾウムシと分かる。体長は10mm程度で、ゾウムシとしては大きい方。つまんでみるとかなり硬い。
同僚の指に這わせてiphoneで写真を撮ってみた。まあ、ばっちりとは言わないがよく撮れた。体の表面に複雑な網目のような凹凸があったり、脚にトゲがある様子もよくわかる。
幼虫は植物のクズ(マメ科)を食草としているらしく、この時期クズの葉等でよく見かけられるらしい。この個体は、クズを探して移動中にうっかり落ちてしまったのか?
クズの葉でよく見られるという割に、黒と白の目立つカラーリング。きっと、アレだよねと思ったら、やはり鳥の糞に擬態しているのだろうとのこと。配偶者探しや産卵などの繁殖活動中に見つからないようにするための工夫だろう。前羽の先端、つまり羽を閉じてる時にお尻にくる部分が白いことが「オジロ」の名の由来とされている。
大ヨシノボリ展!
12 時間前