skip to main |
skip to sidebar
ホソバノヤマハハコ Anaphalis margaritacea (L.) Benth. et Hook.f. var. angustifolia (Franch. et Sav.) Hayata
(キク科 ASTERACEAE)
阿蘇の草原をちょっと歩いた。ホソバノヤマハハコが群生していた。といっても、ちょっとしたパッチ状なんだけど。
早速iPhoneにマクロレンズをひっつけて撮影。阿蘇の草原で草を摘む気にはなれないので、風が吹く中、腰をかがめて撮影。
こんなに重なり合った構造をしているのか。
ノブドウ Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy. var. heterophylla (Thunb.) Momiy.
(ブドウ科 VITACEAE)
ノブドウ。名前からして野生のブドウという感じだが、果実を見ると今ひとつ「ぶどう」という雰囲気が足りない。
房になっていないし、色もなんだかカラフルだし・・・とは言っても、れっきとしたブドウ科の植物です。が、食べられません。果実に虫が入っている(虫こぶになっている)こともままあるので、まあ、無理して食す必要もないかと。
ちなみに、食べられる野生のブドウにヤマブドウVitis coignetiae Pulliat ex Planch.というのがありますが、私の居る地方には分布していません。代わりにエビヅルVitis ficifolia Bungeというのが分布しています。この実はおいしい。
さて、このノブドウの葉の裏を良く観察してみると、筋(葉脈)の枝分かれするところに三角形のポケットがある。
このポケットを「ダニ部屋」と呼ぶらしい。ダニが住んでいるのかと問われると、実はいつも居るわけではなく、時たま(たまたま?)入っていることはある、という感じ。いったい何の役割をしているのだろう・・・
コミカンソウ Phyllanthus lepidocarpus Siebold et Zucc.
(ミカンソウ科 PHYLLANTHACEAE)
前回のナガエコミカンソウに何となく似ている植物がもう一つ。
コミカンソウという和名で、こちらは在来種。頭に「ナガエ(長柄)」と付かない。つまり、柄がなく茎に直接花や実がついている感じ。
さて、こちらも果実を拡大してみると・・・
おおっ!ナガエコミカンソウに比べると、なかなかにミカンっぽい!!