ケシ科 PAPAVERACEAE
道端にナガミヒナゲシが咲く季節。
今はあちこちで見かける植物だが、地中海沿岸の地域を原産とする外来生物の一つ。繁殖力旺盛で、日本全土に帰化しているようだけど、今のところ、外来生物法での特定外来生物には指定されていない様子。
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その花を、iPhone+マクロレンズでのぞいてみた。
小学校等の理科の教科書に載っている雌しべの説明では、根本は膨らんだ「子房」で、そこから上に細長く伸びた先端を「柱頭」とした図が出ている。
が、ナガミヒナゲシでは細長く伸びた部分が見当たらない。大きく長い楕円形に膨らんだ子房の上面に柱頭らしきものがぺたっと位置している。
その上、その柱頭は、八方向へ広がる「米」の字型。うーん変わってるな。そして綺麗だ・・・
柱頭の端に近い部分はずいぶん黄色い。まわりの雄しべから付いたものだろうか?自家受粉?
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