(クマツヅラ科 VERBENACEAE)
秋になると、野山のあちこちに色とりどりな果実が実りだす。中でも鮮やかなのがこれ。赤い星に青い真珠?色鮮やかなのは、実を食べ、種子を運んでくれる鳥へのアピールか?
クサギの実 |
さっきから臭い臭いと書いてますが、実は山菜として利用されている。水にさらしてにおいを抜くらしい。誰か作ってくれんかな。
クサギの名誉挽回ではないが、花は結構綺麗。
クサギの花 |
果実の時期に赤い星になってた部分は「萼(がく)」。花のころはまだ閉じてるみたい。白い花びらは5枚に見えるけど、根元はつながってて筒になっている。アサガオの花と同じような構造で、こんな形の花を「合弁花(ごうべんか)」という。おしべは4本で先に紫色の葯(花粉がつまった袋)がある。めしべは1本。
野山で出会ったらにおいをかいでみよう。何のにおいかな?
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