Balanophora japonica Makino
(BALANOPHORACEAE ツチトリモチ科)
地面に顔をのぞかせるツチトリモチ |
地下にあるこの植物の根茎から鳥黐(とりもち)をつくったので「土鳥黐」。とりもちはべたべたとい粘着力が強いもので、かつてはとりもちを石や枝に塗り、そこに止まった鳥がひっついて飛べなくなったところを捕獲する猟が行われていた。しかし、現在はとりもちを使った猟は禁止されており、とりもちも禁止猟具とされている。
とりもちの材料には、このツチトリモチの仲間の他、モチノキの仲間の樹皮も使われたそう。一度作って見たいものだ。使ったらダメだけど。
掘り出したツチトリモチ。地下部は意外と大きい。 |
初めて見る植物は興奮するね。
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