2011年12月14日水曜日

マルバルコウ

マルバルコウ
Ipomoea coccinea L.
(CONVOLVULACEAE ヒルガオ科)


休耕地をおおいつくすように生えるつる植物。ところどころにオレンジの花がさいている。
休耕地をおおうマルバルコウ
オレンジの花はこんな感じ。
マルバルコウの花
ヒルガオ科、つまりはアサガオのなかまなんだけど、マルバルコウの花は五角形。なかなかしゃれている。このおしゃれなマルバルコウ、実は熱帯アメリカ原産の外来生物。1850年頃に園芸目的で日本に持ち込まれたそうだ。花は小さくてかわいいけど、こんだけはびこるのは家庭で育てたりするのは大変じゃないか?


そのうち逃げ出して野生化してしまって、今では空き地だけではなく畑にもはえるようになっている。かわいがられるはずだったのに、いつのまにか「問題雑草」と呼ばれて駆除されるはめになっている。Google scholarでマルバルコウを検索すると、問題雑草としての研究論文がかわいそうなくらいゾロゾロでてくる


外来生物をどのように考えるか、難しいですね。

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