2011年12月28日水曜日

キイレツチトリモチ

キイレツチトリモチ
Balanophora tobiracola Makino
(BALANOPHORACEAE ツチトリモチ科)
枯れ葉の間から顔を出すキイレツチトリモチ


 ツチトリモチの記事をアップしてから「そういえば前にこの仲間写真撮ったよな〜」と探してたらでてきたでてきた。キイレツチトリモチ。「キイレ」は鹿児島県の喜入町のことで、最初に見つかった場所だそうだ。


 ツチトリモチは実は雄花が見つかっていないそうだが、このキイレツチトリモチは雄花があるそうだ・・・ってどれだ?花びらが三つあってすぐ分かるらしいのだが、まだ蕾の状態で開いてないようだ。丸いぷつぷつがそうなのかなぁ


 こいつも寄生植物でトベラやシャリンバイの根に寄生する。トベラやシャリンバイは海岸近くに生える植物なので、キイレツチトリモチも海岸近くの森林等に生える。


 寄生植物は葉緑素を持たず他人から栄養をもらう。だから、種が芽を出したとき大変だろうな。発芽してすぐに、うまく宿主(キイレツチトリモチの場合、トベラやシャリンバイ)の根に出会わないと枯れてしまうのだろう。

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