Astraeus hygrometricus Morgan
(ツチグリ科 ASTRAEACEAE)
ツチグリ。ちょっと古いのかな? |
これはキノコの仲間で、ツチグリという。
まんまる頭には胞子がつまっていて、てっぺんに開いたひとつの穴から胞子を飛ばす。
マントは「殻皮(かくひ)」とよばれる。三層になっていて、一番外側は皮のように固い。まん中は膠(にかわ)質で水があると膨らみ、乾くとちぢむ。空気の湿り具合や雨などで、マントはまんまる頭をおおった状態から、写真のように広がるのだろう。一番内側は白というか銀色で、亀の甲ら模様のようなキレツが入る。そして、時間が経つとはがれてくる。写真のマントはほとんど黒いので、古くなってほとんどはがれてしまったのだろうな。
さて、このキノコの発生時期は、図鑑等では「7〜10月」、「夏から秋」などと書かれているけれど、これ3月の写真です。早起きさんなのかな?
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