Cryptoplax japonica (Pilsbry, 1901)
(ケムシヒザラガイ科 CRYPTOPLACIDAE)
ケムシヒザラガイは、ヒザラガイっぽくないなぁ |
これまで紹介したヒザラガイの仲間(多板類)は、ヒザラガイ、ケハダヒザラガイで、その度に貝殻が小さくなってきた。で、今回のケムシヒザラガイ、貝殻がもっと小さくなって、とうとう前後の貝殻が重ならなくなった。幅も小さくなったので、体はほとんど貝殻におおわれていない。それでも前の(写真では下の方)4つ位は近いが5つ目6つ目あたりは離れまくっている。
海の水が引いた時に陸地になる部分(潮間帯、ちょうかんたい)の石の下にいる。石の下にいるので、貝殻でがっちり体をまもる必要はないのかも知れない。それとも、実は素早く動けるとか、とにかくまずいとか、体をまもる別の方法を持っているのかも。写真撮るだけでなく、突っついてみれば良かったな・・・
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