2012年11月17日土曜日

ホソバヒメミソハギ

ホソバヒメミソハギ
Ammannia coccinea Rottb.
(ミソハギ科 LYTHRACEAE)
水田に入り込むホソバヒメミソハギ
水田が赤く染まっていた。赤米を植え付けたにしては不規則に植わっているなと思ったので近づいてみると、稲の間から赤く紅葉した草がたくさん生えていた。赤い草は水田に入り込んだ雑草だった。

全体真っ赤になったホソバヒメミソハギ。
ホソバヒメミソハギ。熱帯アメリカが原産で、今や世界中に帰化しているらしい。かなり鮮やかな赤色に紅葉している。もう花は終わって結実しているようだ。結実期になると赤く染まるのだろうか。

ほかの田んぼでは、まだ花がさいているものを見つけた。
開花しているホソバヒメミソハギ。
こちらはまだ緑色。葉は根元が横に広がった細い矛のような形で、二枚の葉が茎をはさんで向かい合うようについている。葉の出る方向が、上下の葉で90度ずつずれてるので、はが互い違いに出ているように見える。この規則性はなかなか美しい。花はやや薄い紫色の花びらを4枚つけてかわいらしい。

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