2012年11月9日金曜日

ブラジルチドメグサ

ブラジルチドメグサ
Hydrocotyle ranunculoides L.f.
(セリ科 APIACEAE)

ブラジルチドメグサがおおう水路
もう稲刈りも終盤かという頃、水路がえらく青々している・・・なにかなぁ〜と思って近づくと、ブラジルチドメグサ。

ちょっと荒いけど、拡大。
直径3〜4cmと結構大きいけど、チドメグサの葉っぱだ.
まるで水面をはうように茎をのばし、節から葉や根を出す。最初にちょっとした足がかりがあればそこから茎をのばして成長し、上の写真のようなマット状の群落を作る。

原産地は南アメリカ、つまり日本においては外来生物。どのようにしてか日本に入り込み生きている。その繁殖力のすごさから特定外来生物に指定されている。

なんと日本で最初に発見されたのは熊本県の菊池川。阿蘇の白川付近の池にもあるらしい。近年、熊本市内の江津湖にもはいり、えらい勢いで増えている。で、この場所は上記のどこでもない、坪井川水系。

最初は菊池川と白川、江津湖は緑川水系、で今回の坪井川水系・・・がんがん広がっとるなぁ・・・

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