シュンギク Xanthophthalmum coronarium (L.) P.D.Sell
キク科 ASTERACEAE
シュンギクとは、あの野菜の「春菊」である。その花を頂いた。最近、携帯に変なレンズをくっ付けてパシャパシャ写真撮ってるので、お庭に植えてある、すなわちいわゆる家庭菜園の春菊に咲いた花を、被写体として持ってきて下さったわけだ。どうせなら、食べる方を・・・などと思ってはいけない。ありがたく撮影。
全体像を撮るのを忘れてしまったが、その姿は全くの「菊の花」。コスモスとか、ヒマワリの様な花だ。その中心付近を撮ってみた。
一つの花に見える菊の花は、実は小さな花が集まってできたもの、というのは中学校ぐらいで(たぶん)習う。先が5つに分かれて開き、中から雄しべや雌しべが顔を出している。つぼみは五角形に見える。
話題は少し変わって、中学校の理科では植物の体の作りを学ぶ単元があり、合弁花・離弁花の区別を学ぶ。ツツジやアサガオの花のように花びらが一つにつながって筒状やラッパ状になっているのが合弁花、桜や菜の花のように花びらが複数枚に分かれているものを離弁花と呼んでいる。
当然その区別がテスト問題に出たりするのだが、その時に鬼門になるのがこのキク科の花。コスモスやヒマワリを遠目から見てみると、小さい花びらがたくさんあって離弁花に見える。しかし、上述の通り、キク科の花は小さな花の集まりであって、合弁花か離弁花かは、その小さな花の花びらをよく観察しなければならない。なので、見てみた。
黄色いラッパ状のものが花びら。確かに一つになっている合弁花だ。
大ヨシノボリ展!
13 時間前
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