2019年5月11日土曜日

セイヨウヒキヨモギの毛 iPhone&マクロ

セイヨウヒキヨモギ Bellardia viscosa (L.) Fisch. et C.A.Mey.
ハマウツボ科 OROBANCHACEAE

 この時期、河川敷等や路側帯・中央分離帯等の草地や草原に黄色い綺麗な花が咲いている。蛍光イエローとでも言いたくなるような素敵な黄色の花。
 名前はセイヨウヒキヨモギ。セイヨウ(西洋)と付くくらいなので予想が付くが、外来の植物。この植物、緑の茎や葉を持っていて普通の植物に見えるけれども、じつは半寄生植物。地下の根で他の植物に寄生し、栄養をもらっているらしい。すごいな。

 さて、この植物を、触って見るとベタベタする。標本にしようと手で掴むとベタベタするし、標本にする過程で新聞紙に挟んで感想させていると、その新聞紙にバリバリとはり付く。そこで、葉をiPhone+マクロレンズで撮影してみた。
 おぉ、ずいぶんと毛深い。しかし、ノーマルの状態での撮影はここまでが限界。そこで、文明の利器iPhone上で日本指で拡大して撮影。デジタルズームなので無意味な気もするが…

 たくさん毛が生えているが、毛の先端に水滴のようなものが付いている毛が見られる。何か分泌しているのか。水滴のようなものがベタベタの正体かな?このベタベタはどんな役割をしているのだろう・・・







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