2009年11月3日火曜日

オニグルミの割り出し

先日オニグルミの紹介をしたとき、取り出すのたいへんなんだよ〜と言ったんですが・・・私はまだ未熟者でした。夜、このオニグルミの割り出しをしていたのですが、ことのほかうまく行ったのでご報告。





1.
まず、オニグルミの種子を半日ほど水に漬けます。漬けると行っても浮いちゃうんだけど、その辺は気にせずに。水をつけるアイデアは、何かの本かネットで見た気がするけどちょっと覚えてないや。オリジナル発案者さんごめんなさい。

2.
水から取り出し、フライパンで炒ります。「この前と一緒じゃん」なのですが、前と違うのは『さらに気長に』です。強めの中火から弱めの強火くらいの火加減で、フライパンにふたをして、ときどきゆすりながら、とにかくじっくりと火を通します。火を強くしすぎると煙ばかりもうもうと立ち上がるので気をつけて。

3.
しばらくすると、ピシッとかミシッとかいう小さい音がでて種子の合わせ目が明らかに開きます。上の写真の左ですが、はっきりと開いているのが分かりますか?この状態になったら火から下ろします。

4.
さて、やけどに気をつけて種子を手に取ったら、種子の尖った方から包丁を入れます。また、中の食べる部分を包丁で傷付けないよう、差し込み過ぎに気をつけて。そおしたら、包丁を軽くこねて殻をゆっくりと開きます。こねる作業があるので高価で歯が欠けるとまずい刺身包丁やちゃちい果物ナイフは使わない方がいいとおもいます。

5.
うまくすると、中身に傷をつけず殻の半分を外すことができます(写真中)。あとは中身を割らないようにうまく持って、あと半分の殻を外します。うまく行くと無傷で取り出すことができます(写真右)。


取り出した実は、パウンドケーキやパン、クッキーに入れてもいいし、もう一度炒ってからすりつぶしてクルミ和えを作ってもいいし、いろいろ楽しめます。もし、オニグルミを拾う機会があったら、やけどや火事に注意して挑戦してみてもいいかも。

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