2009年11月20日金曜日

ホウライチク



Bambusa multiplex (Lour.) Raeusch. ex J.A. et J.H.Schult.

外国から来た竹の仲間です。
竹というと、タケノコが生えるような竹がまばらに生えた竹林を思い浮かべる人が多いと思いますが、これは地下茎がほとんど伸びないので稈(かん:イネ科植物の茎はこう呼びます)が互いに引っ付き合ったように集まって生えます。



タケノコは夏から秋、冬の初めにむけてでてきます。竹の皮は白っぽく毛はほとんどありません。竹の皮の先の方、これは葉が変形した三角の形をした部分には疎らに黒い毛が生えます。この竹の皮、クルッと丸まっていてとても固い。のばそうとしたら、バキバキっと割れてしまうほどです。若い竹は意外と簡単に折れます。柔らかそうなのでかじってみたらえぐかった・・・

葉は細長く、枝の先の方に右、左、右、左というように規則正しく付きます。この葉は、枝を切ったりして乾いてしまうとクルクルッと丸まってしまいます。丸まるのがすきだな〜。竹の皮も葉が変形したものだから、葉の基本構造にどうしても丸まってしまうような作りがあるのかもしれないね。

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