(ガマ科 TYPHACEAE)
細いソーセージ ヒメガマ |
前回のガマよりも細い花穂をつけるのがヒメガマ。ガマとの見分けは、ソーセージの太さを見ればだいたい分かるんだけど、厳密には少し違う。ソーセージ(雌花の集まり)の上の方に枝がでていてそこに雄花の集まりが付くんだけど、そのソーセージと雄花の集まりの間に隙間があり、花が付いていない枝があるのが、ヒメガマです。ソーセージと雄花の集まりが互いにひっついているのがガマと考えればいいかと。
ただ、最近モウコガマTypha laxmannii Lepech.という種が、ヒメガマと混同されているという報告が出た。
日本のモウコガマ : 兵庫県産「モウコガマ」の再検討雌花に小苞片というピラッとしたものが付いているかどうかが区別点で、あるのがヒメガマ、ないのがモウコガマということだ。今シーズンはちょっと調べてみようか。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009495497
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